TIME-LESS
代々受け継がれた本宅裏の工場の敷地にリビングや寝室を備えた離れ住戸を増築。本住宅地の中、自然の恵みに多く出会える立地には長閑な田園風景が広がり、今も昔も変わらぬ時間の流れが存在しているかのような、その時間軸のままに迎え入れてくれる感覚を覚えました。 ゆったりとした時間の流れが生まれる空間を目指し内部でありながら、「内と外との関係性」をコンセプトにつかず離れずの場所を多く設けました。
それぞれの場所で過ごしたいように過ごす。
そのどこもが時間を経ても色褪せを感じず、変わらない価値のあるスローライフを築ける住まいになればと、高さの変化や目線の変化、多面的な光・風の採り込みを考える一方で素地の良さが際立つ自然素材や物が溢れ出ない収納計画を考えました。